LISでは大きく分けて2種類の雪山講習・ツアーを開催しています。
- ピッケル・アイゼンを使用する雪山登山の講習、ツアー
- 軽アイゼンやスノーシューを使用するスノートレッキングツアー
どちらのツアーも雪山未経験の方や経験の浅い初心者の方々が参加して頂きやすいように企画しています。
それぞれの内容を分かりやすくまとめましたので、ご覧になってみて下さい。
★(星印)リンク先をご覧頂ければ、個々のツアー・講習の詳細がご覧いただけます。
日付順のスケジュールは ★こちら をご確認ください。
1 雪山登山(講習・ツアー)
私野中が保有している資格は登山ガイドステージⅡです。
雪山登山ツアーでは、ピッケル・アイゼンは使用するものの比較的リスクの少ないフィールドをご案内しています。
私のツアーや講習にご参加頂いて、雪山の魅力にハマってどんどんステップアップしていく方は、山岳ガイドさんが主宰する、ハイレベルのガイドツアーに参加されたり、山岳会に入会されていらっしゃいます。
(山岳ガイド資格を持っている方は雪山のバリエーションルートやアイスクライミングのガイドが可能です)
あくまで、私は雪山の基礎的な技術講習をに力を入れています。
基礎講習を専門的に実施しているからこそ、初心者にありがちな「ミス」が良く分かっていますし、講習前の準備面から講習中までしっかりサポート出来るよう心がけています。
また、旅行会社や登山用品店が主催するツアーと違って、質問もしやすく、ガイドとしても個別のアドバイスをしやすい環境(少人数制)で実施しているのも、そのためです。
さらに、LISでは、5-6月の登山者が少ない時期に魅力あふれる残雪期ツアーを開催しています。
残雪の富士山や、残雪の槍ヶ岳など、夏の混雑した山頂に立つのとは全く違う体験が出来ます。
雪山の初級講習を受け、ガイドと一緒だからこそ味わえる特別な機会です。
雪山登山では滑落の危険性に対応できる必要があるので、ピッケルと10本爪以上のアイゼン、それが着用できる靴などが必要になります。
雪上技術訓練in富士山の講習にて(7合目より上には登りません)
2 スノートレッキングツアー
雪山と言っても、滑落の危険がないフィールドもたくさんあります。
そのため雪山登山とは異なり、ピッケルや10本爪以上のアイゼン、雪山専用のジャケット・パンツは不要です。
入山するエリアの寒さに対応できるなら登山靴は雪山専用のものでなくても構いません。
ジャケット・パンツは夏山用のレインウェアを使うことが出来ます。
あとは、中に着用する下着や中間着、手袋が寒さに対応できる冬用の物を用意するだけです。
場合によってはスキーウェアで代用できる場合もあります。
また、軽アイゼンやスノーシューで行動する場所は、傾斜が緩やかな地形がほとんどですので、体力に自信の無い方でも歩きやすいと言えます。
足元の滑り止めのため軽アイゼンを使用するスノートレッキング、
雪の多いエリアではスノーシュー(西洋カンジキ)を使用するスノーシューツアー
を開催しています。
冬はもちろん寒いですが、装備と工夫次第で乗り越えられますし、何より空気が乾いているので、綺麗な景色に出会えるのが大きな魅力です。
写真撮影が好きな方などは、大人数のツアーと違って、LISのツアーでは立ち止まって写真撮影がしやすいのでおすすめです。
雪に覆われた針葉樹の森、スノートレッキングの代表的なエリア、北八ヶ岳。
今シーズンも、皆さんのご参加をお待ちしています!