10月の3連休、今年はプライベートガイドで尾瀬に行ってきました。
尾瀬ケ原の見晴キャンプ場にテントで連泊する形の2泊3日、
紅葉と黄葉を満喫する3日間の山旅となりました。
1日目は低気圧の通過で朝まで雨が降っていましたが、上越新幹線上毛高原駅に着くころには止んでいました。
バスで鳩待峠まで移動し、11時に登山を開始しました。
鳩待峠から尾瀬ケ原に下る谷沿いの黄葉、ダケカンバやブナ、ミズナラなど黄色く染まる木々が多いです。
山の鼻が近づいた渓流沿いの道から。
薄らと日が射してきて、森全体が明るくなってきます。
山の鼻に着いて、さっそくランチ。
それぞれ持参したものを食べつつ、コーヒーやスープ、スイーツを一品頼みました。
私もいつもより重たい荷物を背負っているので、甘いものが食べたくなり・・・
至仏山荘むかいのCAFE至仏にて、アイスチーズケーキを食べました。
食後は尾瀬ケ原を横断。
湿原の池塘にはヒツジグサの紅葉
15時に見晴キャンプ場に到着し、テントを張りました。
女性4名の皆さんはステラリッジ4、私は荷物も多いのでニーモのTANI2P
2日目は燧ケ岳登山、6時に登山開始です。
燧ケ岳山麓の森はブナの黄葉がピークを迎えていました。
燧ケ岳8合目付近からは秋色に染まった尾瀬ケ原が見下ろせました
見晴新道はぬかるみが多くて歩きにくく、予定以上に時間がかかり11時前に最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)に到着。
早めの昼食をとり、ゆっくり休憩をしてから、もう一つのピーク、俎嵓(まないたぐら)へ。
柴安嵓から見た俎嵓、どちらの山頂も連休の中日のお昼なので大勢の登山者がいました。
俎嵓の山頂の一角で「エクストリーム・イナバウワー」
(注)高度なバランス力と後屈能力が必要なので、安易に真似しないで下さいね^^;
この後は長英新道、尾瀬沼を経由して、最後は暗くなった道を歩いてキャンプ場に戻りました。
3日目も早く起きて、6時に登山開始。
早朝、ヨシの穂に霜がついていました
ブナが美しい燧裏林道を歩きます。
黄葉の下で記念撮影
檜枝岐側の湿原は草黄葉がちょうど見ごろでした。(姫田代にて)
御池登山口が近くなり、3日間の余韻に浸るように、ブナの大木を見上げる。
緑と黄と茶のモザイク模様が、なんて美しいんでしょう。
ザック5兄弟(?)、なんとなく背の順に並べてみました。
御池登山口では昼食と入浴をしてから、バスで会津高原尾瀬口駅へ移動。
東武特急に乗って、東京に戻りました。
尾瀬は湿原の花、高山植物のイメージが強いですが、黄葉の時期も素晴らしいです。
何年かぶりにこの時期に訪れることが出来て、私自身も楽しませて頂きました。
来年はこの時期に、小屋泊まりで尾瀬ツアーを企画したいと思います。