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 ホントは、5/30.31で上州武尊に行く予定が、登山口への道が土砂崩れになってるわ、冬季閉鎖が解けてないわで、急遽延期に。  そこで、一緒に行く予定だった同僚(?)のさとうさんと日帰りでどこかに行くことに。  場所選びの基準は、ラブリーが歩いてもバテなさそうな場所であること、沢沿いのコースがあること。  そこで、都民の森から三頭沢沿いを登って、三頭山に行くことになったのでした。  さとうさんとは武蔵五日市駅で合流して、一路、都民の森へ。  平日とはいえ、駐車場にはそれなりに車が停まっている。  都民の森に着いてすぐに思い出したのだけど、実は僕は大学時代にここに来たことがあったのでした。  山を隔てて反対側、奥多摩湖側の「やまのふるさと村」にキャンプに来たことがあったのだけど、その時に、この都民の森にも立ち寄っていたことを思い出したのです。  「都民の森」という名前から、「作られた場所」ってイメージがあったのだけど、作られているのは施設周辺のみで、広大な都民の森の中は、貴重な自然がちゃんと残されていた。  新緑の時期なので、若葉が美しく、広葉樹や針葉樹の樹木を樹皮を見たり、葉っぱを見たりしながら、持参した資料と照らし合わせて、名前を確認して行く。  今回の収穫は、モミとツガの違いをあたらめて確認できたこと。(さとうさんのご指導により<(_ _)>)  トチノキとホオノキの違いを覚えられたこと。  ホオノキは単葉、トチノキは複葉なのです。  それと、桂の木も覚えられたと思う。  ラブリーを連れていたのでのんびりペースで歩いていたのと、最近調べた樹木の資料を持ってきていたので、楽しくて、実になる、自然観察ハイクが楽しめた。  樹木が好きなさとうさんと一緒だったから出来たようなもので、こういう山歩きスタイルは、植物に興味のない人と一緒だとなかなか出来ない。  目の前の木々一つ一つに、「これは何の木だろう?」と声に出すことで、好奇心が盛り上がっていった。  一人で山に行ったときに、独り言を言っていたら怪しい人だと思われそうだから、やはり共通の興味がある人と山に行くのはいいなぁと思った。  さとうさんは亜高山帯が専門だから、逆に、ブナのことや、マムシグサのことを教えてあげた。  沢沿いの道は、野鳥の写真を撮っている人が多く、ラブリーが邪魔で野鳥が逃げちゃうとまずいので、足早にすれ違ったが、山頂付近でも、平日だというのに意外と登山者が多かった。  登りはときおり、ラブリーを沢に入れながら歩き、お昼過ぎに山頂に着く。  三頭山の東峰にある展望台でのんびりお昼休憩をして、帰りは鞘口峠経由で下山した。    車に戻ると、ラブリーに数匹マダニがついていた。  すぐに見つけてとったが、駆除薬をつけていても効果がないのだろうか?  下山後は、数馬の湯に立ち寄って帰った。  紅葉の時期も美しいだろうし、晩秋や冬など人の少ない時期にも歩いてみたいと感じた。  なかなかオススメのハイキング・スポットであります。
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