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4/21(月)  この日はのんびり只見を観光することにした。  朝はまず只見湖で朝霧に包まれる風景を見ながら朝食を食べる。  それから、今日一日の行動を考える。  あいにく冬期休館していて、GWに合わせてオープンするという施設が多かった。  まずは、只見駅前のインフォメーションセンターで情報収集。  今まではあまり山は登っても、観光をしてこなかったので、あらためて色々なパンフレットを収集して情報を集める。  只見町が出している登山ガイドマップを購入。  無料配布している冊子をもらい、雪割り街道のポスターももらう。  只見通いはこれからも続きそうなので、これらの資料は家に帰って整理しつつ、じっくり読もうと思う。  この後は天気もいいので、ちょうど開花の時期を向かえているカタクリの花を見に、蒲生岳の登山口にあるカタクリ公園へ。  カタクリの花と共に、キクザキイチゲも咲いている。  まだ、森の樹木は芽吹いていないので、会津を訪れてから「まだ冬」というイメージが強かった。  ただ、こうして、麓から花が咲き初めて、少しづつ会津にも春がやってくるんだなぁと感じたのでありました。  明日からは、もともと予定していた通り、桧枝岐村から尾瀬の入る事にする。  昨日と同じように只見ショッピングセンターへ、さらに食料を買い足し。  そして、お隣が「たもかく本の街」というところなので、覗いて見る事に。  この”たもかく”が古本を集めて、只見の森と交換するというユニークな取り組みをしていることは、以前インターネットでWEBサイトを見て知っていたので、興味があった。  といっても、買いたい古本があるわけでもなく、たもかくが出している冊子と、古本の引取りの案内をもらう。  この「本の街」は同じような木造の建物が並んでいたので、皆同じように本がおいてあるのだと思っていた。  だけど、道路から見ると一軒裏手の「文芸館」と書いてある建物に「COFFEE」と書いてあるのが目にとまった。  コーヒーでも飲んでゆっくりしていこうかと思ったので、建物に近づいてくると、お店の主人の方が出てきて、「どうぞ」と招き入れてくれた。  なんとこのお店、6月が正式オープンなので、今日は特別にコーヒーをサービスで出してくれるとの事。    お言葉に甘えて、コーヒーを頂く。  僕が会津が好きで、この二年で只見に来るのが四回目だという話しに始まり、そのまま閉店の18時まで色々な話しをしながらのんびりさせてもらった。  山から下りてきて、のんびりとした時間を街で過ごすにはぴったりの場所。  僕が好きなジャズを流してくれたり、コーヒーだけ出なく、音楽や、内装にもこだわりがあって、とても良い雰囲気の場所でした。  ご主人がここにコーヒーと古本のお店を始めることになった経緯もお聞ききした。  是非、お仲間に宣伝して欲しいとのことだったので、お店の写真を撮らせてもらい、こうして、ブログにも掲載することにしました。  「I’ll be」というお店です。  皆さんも是非お立ち寄り下さい。  僕も会津に行ったら必ず訪れたいなぁと思いました。  この後は、「むら湯」という立ち寄り温泉に寄ってから、一路檜枝岐村へ。  夜も遅く、宿を探すのも面倒だったので、3日連続の車中泊となったのでした。
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