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一つ前の記事「我が家の親子登山」で、長男との親子登山の様子をご紹介しました。

実際にはもっとたくさん親子で山に入っていて、まだ子どもが歩かないうちは、キッズキャリア(背負子)の時もありましたし、抱っこ紐の時もありました。

そして、子どもに負担がかからないように配慮しつつ、安全な場所で早歩きや小走りで私は下山していました。

それは、子どもと一緒でなくても、普段私自身が山を歩いている時の癖なのです。

 

そのせいか、どうやらうちの子は「下山は走るもの」と思っているようです。

近所の道路を歩いている時も、坂の下りは走りたがります。

スピードが出るのが楽しいようなのです。

普通に考えると危険です。

なので、当然走りを許可するのは安全な歩道上のみ。

さらに、歩道をはみ出すかもしれないので、私もすぐにフォローできるように後を追って走ります(^_^;)

 

ただ、バランス感覚とスピード調整を身につけてしまったので、最近は転びません。

普段から坂道走り下っているので、同学年の子どもよりも脚力がついてしまったようです。

 

 

葉山の三ヶ岡(大峰山)を先日登りましたが、標高150mほどの山頂から下りはほとんど走っていました。

しかも、山道といえどもバランスを崩して転ぶようなことはありません。

さらに、階段などの段差が大きいところや、木の根が出ているところ、カーブなどは減速して歩くので、ただ単に勢いだけで下っているだけでないことに感心してしまいました。

 

顔面から転倒してしまうと危ないですし、カーブで勢い余ると登山道から滑落する可能性もあります。

また、登ってきた登山者と鉢合わせてぶつかることも考えられるので、いつでも止められるように念のためスリングで確保しています。

登山でザイルを使って確保する技術を持っていれば、子どもの体重は軽いので確保は簡単です。

あとは、子どもの走りに付いていく体力があればOK。

 

ただし、確保技術を持たない方は安易に真似をしないでくださいね。

何かあった時にしっかり確保できないと事故につながり、痛い目に遭うのは子どもです。

また、確保時に後ろから引かれること自体が、小さな子どもの体には負担になるので確保の仕方が悪いと骨折するかもしれません。

走るときだけでなく、歩く時も含め、親子登山で子どもを確保する際は、最新の注意を払ってください。

 

子どもが走りたいのであれば、安全を確保してあげられる範囲で今後もしばらく一緒に走ってみるつもりです。

私はトレイルランは得意ではないので、そのうち子どもの方が走るの早くなってしまうかもしれませんね。

走っている子どもを後ろから確保している父親なんて、見たことないと思うので、今後もし山でそんな親子を見かけたら、きっとそれは私たちだと思います(^.^)

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