Pocket
LINEで送る

9月、紅葉がはじまっている北アルプス裏銀座コースを歩いてきました。

高瀬ダムから入山して、途中、雲の平・高天原に寄り道しつつ、双六岳から新穂高温泉まで山小屋利用の4泊5日、前後泊を含めて7日間の長旅でした。

今回はガイドツアーではなく、ガイド協会から委託を受けた調査業務でした。

友人のガイド(れん)と二人、自分たちのペースで、好きなと時に写真を撮りつつ歩きました。

 

途中で出会った登山者の方と話している中で、私たちの「この長旅っぷり」の話をすると・・・

「お仕事は何をされてるんですか?」

 

そうですよね。

普通の社会人ならこんなのんびり縦走できないですよね。

 

でも、この会話から思ったんです。

皆さんもっともっと若いうちに、長旅をした方がいいと思いますよ。

 

携帯の電波の入りにくい山奥に、どっぷりと浸かることで得られる体験は、一言で説明しにくいです。

もちろん、長く歩けば歩くほど、色々な景色に感動出来ます。

それ以上に、いつもの登山と違うと感じたのが、特に3日目以降、すーっと自分自身が自然の中に融けこんでいって、とても静かで穏やかな気分に満たされていったことです。

特に「あの場所」に訪れた時、頭の中がスコーンと空っぽになって、それから20分くらい何も話せず、何も考えられなくなりました。

その日の夜の熟睡ぶりは、きっと温泉の効果だけではなかったように思うのです。

 

この体験を分かりやすい言葉で説明するとすれば、

自然に抱かれる体験、自らを自然に委ねた時間、とでも言いましょうか。

きっとこの体験が、これからの私の生活をより豊かなものにしてくれるという、根拠はないんですが、強い実感だけが今残っています。

 

長期間山に入っても、誰と一緒に入るかでも、その体験・時間の質は大きく変わると思います。

今回は一緒に旅をしたれん、ありがとう。

いい旅でした。

 

P9230007.JPG
高瀬ダムから入山、丸太橋流失のため上流に歩いて渡渉点を探す

 

P9230031.JPG
日本200名山・烏帽子岳、何ともカッコイイ山でした。

 

P9230048.JPG
烏帽子岳周辺の紅葉

 

P9240101.JPG
野口五郎岳直下の五郎池周辺の紅葉、登山道がないんだけどいつかあそこに行ってみたいなぁ。

 

P9240140.JPG
鷲羽岳と三俣山荘

 

P9250147.JPG
三俣山荘のロビー、雰囲気のよい、いい山小屋でした!

 

P9250189.JPG
渓に朝陽が差し込むと、岳樺と草原を金色に染めていきました。

 

P9250191.JPG
朝陽が射しこんだほんのわずかなタイミングだけ見れる、自然の芸術です

 

P9250204.JPG
雷鳥の家族に出会いました

 

P9250276.JPG
雲の平山荘と水晶岳

 

P9250332.JPG
高天原の湿原

P9250339.JPG
竜晶池

 

P9250348.JPG
高天原温泉の露天風呂

 

P9270911.JPG
双六岳への稜線から

 

P9270931.JPG
双六岳山頂にて

 

P9270937.JPG
双六岳から槍ヶ岳への稜線ルート

 

P9271099.JPG
双六岳直下のなだらかな尾根道をいく

 

P9271127.JPG
西鎌尾根を遠望

 

P9271130.JPG
双六小屋と鷲羽岳

 

このエリアのガイドツアーは、アクセスの難しさから今まで実施していませんでしたが、是非来年から実施したいと思っています。

さて、どんな企画になるのかは、私の腕の見せ所ですね。

ご期待ください。

Pocket
LINEで送る