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北東北遠征レポート第二段です。

後生掛温泉から八幡平へ

家族と別れてからは、ガイドとしての東北下見旅へ。

登ったことがないルート、紅葉が良さそうな場所を選んで回りました。

まずは、東北の湯治宿に泊ってみたかったので、後生掛(ごしょがけ)温泉へ。

後生掛温泉、高温の蒸気が至る所から噴き出している

 

ここに着いてびっくりしました。

建物のすぐ横から、もの凄い勢いで蒸気が出ています。

そして、この日は「オンドル」の部屋に泊りました。が・・・

ただの床暖房と思っていたオンドルですが、お風呂に入らずとも温浴効果があるというものだそうで、下着一枚で寝ていても汗だくになるほどの暑さ!

寝ながら熱中症で倒れるかと思うほどでしたが、それでも人間は適応してしまうもので、なんだかんだ浅いながらも寝てました。

 

翌日は早く起きて八幡平へ。

後生掛温泉から歩いて八幡平ビジターセンター、大谷地、長沼を経て八幡平の山頂へ登ります。

天気が良くて暖かく、山頂まで半袖Tシャツで快調に登って行きました。

展望台から見下ろす八幡沼と避難小屋

 

山頂の草紅葉は終わっていましたが、天気も良くて静かで心地よい山歩きでした。

山頂近くの見返峠で、東京から夜行バスでやってきた後輩ガイドのハルと待ち合わせ。

ちょうど予定が空いているということで、このあと東北の山旅を一緒に行動しました。

 

後生掛温泉近くの大湯沼

 

八幡平からはアスピーテラインに沿って登山道を下り、大湯沼に立ち寄りました。

写真の中にいくつも見える丸い部分はマッドポット。

中から常にガスが噴出していて、ゴボゴボとかコポコポなどの音が周囲から聞こえてきます。

ガスと一緒に地下から泥が出て来ています。

地下から噴出した泥で出来上がった泥火山

 

大湯沼近くには珍しい「泥火山」が見える場所もあり、他の山では見れない珍しい光景を楽しむことが出来ました。

このあと、後生掛温泉で茹でた温泉卵を買って、宿に戻りました。

昨日で懲りたので、この日はオンドル部屋ではなく、普通の畳の部屋に泊りましたが(^.^)

 

酸ケ湯温泉から八甲田山・大岳へ

翌日は私とハルに加えて、夏にお世話になっている富士山の赤岩八合館のスタッフ・ともくんもメンバーに加わり、3人で八甲田山へ。

ともくんは弘前在住で、この日偶然にもお互いが八甲田山に登ろうとしていることをSNSで知って、「一緒に登ろう」となったのでした。

この秋一番の冷え込みとなったので、出発前に酸ケ湯登山口から見えた八甲田山は薄ら白くなっていました。

標高1200m付近、沢を横断するあたりから雪が見え始めました

 

標高1200mを超えると雪がありましたが、積雪というほどのものではなく、木道でスリップするのに気をつければ問題なく登っていけました。

仙人岱(たい)付近から見上げた大岳、うっすらと樹氷に覆われてています

 

山頂直下の鏡沼、樹氷に覆われて綺麗でした

 

よく見るとエビの尻尾になりかけてます

 

ナナカマドの実に風上(写真左)から風雪が一晩吹き付けて、エビの尻尾になりかかってました。

八甲田山は日本海を通り過ぎて来た風が直接吹き付けるので、大岳山頂付近は風が強く本当に寒かったです。

もう完全に雪山です。

 

ということで、山頂から素早く下りて、大岳避難小屋へ。

北側斜面の方が雪が多かったですが、それでもこの時はアイゼンを装着するほどではなかったので、素早く行動できました。

こういう日は、避難小屋で昼食が食べれるのが本当に有難いです。

お湯を沸かしてカップラーメンを食べ、暖かいコーヒーを飲んで生き返ります。

ともくんが淹れてくれたドリップコーヒー

 

この日は風があったので、お昼近くなるとどんどん、八甲田山全体に雲がかかってきました。

時おり陽射しがあった午前中と比べると、体感気温も下がってきていたので、当初は井戸岳・赤倉岳と回る予定でしたが、そのまま毛無岱を経由して最短で酸ケ湯温泉に下山することにしました。

毛無岱から見上げた(左から)井戸岳・大岳

 

毛無岱を通過する頃には、山の上部は完全に雲に覆われるようになっていました。

森林限界より上は吹き付ける風が冷たく目出帽(バラクラバ)がないと顔の皮膚感覚が無くなりそうな寒さでしたので、完全雪山装備をしていなかった私たちは早々に下る判断をして正解だったと思います。

早く下りてきたこともあり、のんびりと酸ケ湯温泉に入浴して、ともくんとはここでお別れ。

ハルと二人で車に乗り込み、一路秋田方面に移動して行きました。

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