11月17-19日に開催予定だった屋久島縦走トレッキングツアー
低気圧通過に伴う暴風により、奥岳の稜線を縦走するのは困難な状況になったため、プランを変更して開催しました。
白谷雲水峡と縄文杉を巡る2泊3日のトレッキングツアーとなりました。
屋久島で雨が降られるのは仕方ないのですが、暴風と12月並の低温で縦走出来なかったのが残念でした。
1日目はワゴンタクシーで白谷雲水峡入口へ移動して、雨の中、白谷小屋まで移動して歩きました。
2日目は白谷小屋を出発して、辻峠を超えてウィルソン株、縄文杉を巡って高塚小屋へ
3日目は早朝の縄文杉に対面し、大株歩道とトロッコ道を歩いて、荒川登山口に下山しました。
雨天だったためか、白谷小屋も高塚小屋も夜明けの縄文杉も、私たち7名だけの貸し切り状態でした。
寒いからこそ、小屋の中で皆で集まってのティータイムと食事を楽しんだ3日間でした。
ガイドツアー中の写真と、その後の個人登山2日間の写真をまとめてスライドにしました。
ガイドの後も一人で歩きました
ガイドの後は3日間予定が空いていて、1,2日目が晴天予報でした。
なので、ひとまず行き先を決めずに避難小屋一泊に必要な装備をパッキング。
それから湿度の低い快晴予報を確認して、今年は展望の良い場所でご来光を見たいと淀川登山口へ。
決まっていたのは下山バスの時間だけ。
天気次第で臨機応変に動くつもりでした。
1日目午前中をゆっくり過ごしてから午後イチのバス便で紀元杉へ。
淀川小屋に泊り、翌日はまだ暗いうちに小屋を出発して、黒味岳で頂上ご来光を迎えました。
黒味岳山頂なう。
— 登山ガイド野中径隆・LIS代表 (@natureguidelis) 2017年11月20日
絶景カフェ最高っす。 pic.twitter.com/BcP4uacX4w
黒味岳の山頂の大岩の上で、360度の大展望を眺めながらコーヒーを飲み、朝食を食べ、写真を撮り・・・。
時間を気にせずにのんびり過ごしました。
夜明けと共に谷に響き渡る鹿の声、
朝を歌いながら飛び立つ鳥の群れ、
雲海が前岳にかかって出来る滝雲、
朝日を反射する海。
最高に美しい屋久島を味あわせてもらいました。
この日は朝4時から歩き始めたので、見上げると吸い込まれそうな星空。
これほどの満天の星々の中で登山できるのも屋久島ならではですね。
そして、下山は花之江河歩道を下ってきましたが、ビャクシン沢の徒渉点で綺麗な沢の景色が見れたのも良かったです。
来年はぜひ、屋久島の沢を歩きたいなと思いました。
最後におまけ
天文館から鹿児島空港行きのバスに乗ろうとしたら、クレープの自販機があった。
— 登山ガイド野中径隆・LIS代表 (@natureguidelis) 2017年11月22日
迷わず買いました。 pic.twitter.com/dMU3IoEET8
この自販機のクレープ250円、美味しかったです(^.^)