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「どんな雪山が好きですか?」

と質問をされると、いつもこう答えています。

それは「滑って降りれる山」です。

 

同じ山であっても、どのルートか、どの程度の斜度か、どんな雪質かによって、滑ることが出来るか出来ないか状況も変わります。

それであっても、滑れる場所は、滑って楽々と下山するのが雪山の楽しみだなと思っています。

 

滑って降りれるくらいの「リスクの低い場所が好き」と言ってもいいですね。

LISで開催している残雪期ツアーのほとんどがそうです。

【ユキフジ】残雪の富士山登頂
【雪の北アルプス入門】残雪の蝶ヶ岳
【ユキヤリ】残雪の槍ヶ岳

特に残雪期に雪渓を滑り降りる爽快感は、何度やっても飽きないものです。

 

ピッケルで滑落停止さえできれば初心者でも「尻セード」が出来ます。

そして、雪山に慣れると、立ったまま靴底で滑って下山することが出来ます。「スタンディング・グリセード」

 

この動画は昨年6月に乗鞍岳の大雪渓を滑り降りる様子を友人ガイドに撮影してもらったものです。

 

もちろん、ルートが決まっている樹林帯の狭い道や登山者の多い場所では止めましょう。

滑ることで雪面を固めてしまって登山道が歩きにくくなってしまったり、他の登山者に衝突することがないように気をつけなければなりません。

 

私はバックカントリースキーやスノーボードをしないのですが、装備がなくても十分に雪山を滑ることが出来ます。

「尻セードツアー」とか面白そうですよね(^.^)

今度機会があれば、開催してみようかなと思っています。

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