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 今日何気なく新聞のペットに関する記事を読んでいたら、「帝京科学大学 横山章光助教授」と書いてあった。  はて、どっかで見覚えるのある名前だ。  そうそう、僕が浪人から大学1年くらいまで通っていた、共済立川病院の横山先生ではないですか?!  プチ不登校となって、大学進学を諦め、無気力な日々を送っていた高校時代。  たまたまテレビで、アニマル・セラピーのことを取り上げていたことがきっかけで、アニマル・セラピーに関する本を読み漁ったのでした。  その本の中に、「アニマル・セラピーとは何か」があって、こういう活動に携わってみたいと思い、中学時代にお世話になった先生に相談したのでした。  すると、なんとこの先生が、横山先生と知り合いだったのでありました。    何か好きなことを始めてみたい。  それから自分の進路を考えてみたいと思っていたので、横山先生を紹介してもらい、立川病院での動物訪問の活動にボランティアとして参加し始めたのでした。    こうして、ボランティア活動に参加したことがきっかけで、一浪してから福祉系の大学に進学することになったのだけど、浪人の一年間も毎月この立川病院に通っていました。  高校生ながらに、獣医学部の大学生などと交流して大いに刺激を受けたし、何より日本におけるアニマル・セラピー研究の第一人者の方と一緒の現場で活動できたということは、僕にとって大きな自信になった。  大学に入ってからは動物訪問のボランティア・サークルを立ち上げたりもしたので、大学に入った当初は、とにかく興味があるからと、東京周辺の各地の活動に参加してました。  いやはや、高校三年から20才くらいの時の話しだか、もう10年ちかく前のこと。  今の自分とは直接関係してはいないかもしれないけど、人の役に立ちたいと思って立川まで通っていたあの時の気持ちは、その後の僕の人生をずーと貫いていたと思う。  その横山先生が大学の助教授になられていたとは、全く知らなかった。  僕のことは覚えてらっしゃらないかもしれませんが、スミマセン、僕今はこんなことしてます(^_^)  「アニマル・セラピー」という言葉を使わなくても、いつか自然学校を作ったときは、その輪の中に犬や猫がいるのがいい。  特に、子ども達を対象としたフリースクール的な活動にはとっても意味があると思う。  そんな時は、また先生の本を読み返して、昔の経験を思い出さなくてはなぁ。  なんて思ったのでありました。
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