【親子で北アルプステント泊縦走】の連続記事です。
この夏、子どもと一緒に登山がしたかった
この夏、子どもと一緒に登山がしたかった２
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2019年8月11日 登山1日目
栂池自然園→天狗原→白馬乗鞍岳→白馬大池山荘テント場
栂池ロープウェイを乗り継いで、栂池自然園から入山です。
登山前の事前学習で「ライチョウLOVE」な状態になっていた息子。
さっそく登山口の栂池山荘で売っているライチョウのぬいぐるみを見つけて、購入することになりました(^^;
小学一年生ですが一人っ子なので、実はこの山旅に小さいぬいぐるみを2体連れて来ていたのですが、この雷鳥ぬいぐるみも旅の仲間に急遽加わることになりました。
親としては荷物が重くなるだけなのに・・・と思いましたが、息子の気持ちを尊重しました(-_-;)
こうやってすんなり登山開始出来ないのも親子登山ならでは、です・・・。
ということで、ようやく登山開始です。
天狗原までは展望がなく、単調な山道が続くので暑さもあって、息子がなかなか登ることに集中できません。
熱中症には気を付けて水分補給を小まめにとりながら、途中でトンボを捕まえてみたり、水場で癒されたり、「しりとり」で気を紛らわせたりしながら、休み休み登っていきます。
このくらいの暑さの中での長時間の登山は経験がなかったので、息子の体調に異変があったり、途中で登るのが嫌になってしまったら、強引に引っ張って登ることも出来ませんし、もはや背負うことも出来ません。
最悪の場合は、途中で下山してくることもあり得ると思っていました。
とにかく、白馬乗鞍岳まで登れてしまえば、あとは息子の大好きな「下り」なので、それまで息子のモチベーションが切れないようにと願いながら登っていきました。
天狗原から白馬大池へ
天狗原までもう少しの場所にある大岩。
実は息子が2歳の時に、この辺りまで日帰りハイキングに来たことがありました。
もちろん、当時の息子は背負子で背負われただけで歩いていませんが、この時に登った岩に、この時も登ってもらって記念撮影。
2歳の時の写真と、今回(7歳)の写真
この後、天狗原から上部の急斜面に差し掛かり、岩交じりの急登になりますが、上部斜面に残雪が見え始め出したので、息子は俄然「やる気スイッチ」が入り、涼しさも出てきたので快調に登っていきました。
そうです。
今回は息子のリクエストで、登山のテーマが「雪を見ること、雪で滑ること」です。
そりゃ、スイッチも入ります。
（むしろ重荷を背負った妻の方が遅れ気味に・・・）
そして、どうにか13:30頃、白馬乗鞍岳を通過することが出来ました。
白馬乗鞍岳の山頂を通過してしばらくすると、眼下に白馬大池とテントサイトが見えてきて、道に迷うこともないので、ここからは妻にはゆっくり歩いてきてもらうことにしました。
テントスペースを確保するため、私と息子は先に白馬大池山荘へ向かいました。
テントサイト到着
どうにか、14時過ぎにテントサイトに着いたのでテントを設営。
今回使用するのはモンベルのステラリッジテント4型です。
子どもが小さければ3型でもいいのかもしれませんが、3型持っていないので4型です。
3人で4人用だとテント内スペースにゆとりがあるので、中で荷物整理などもしやすいのはメリットですね。
テントを張り終わったころに妻も到着して合流し、少し休憩、といきたいところですが、子どもは元気なのでテントサイトの中を入り回らんばかりの有り余るエネルギー・・・。
まずは自分で持ってきたおやつを食べようという声掛けをしたら、早速「ねるねるねるね」（分かります？）を作って食べてました。
そして、これも息子が持ってきた言ったアウトドア用の小さい凧を上げました。
テントサイトから少し離れた登山道が広くなっている場所を使わせてもらいました。
お盆休みなので、他にも小学生がたくさんいましたが、さすがに凧揚げしているのは、うちの子だけでした。
あと、白馬大池の方に散策に行っている子どもたちがたくさんいて、息子も一人で散策に行って、クロサンショウウオがたくさんいるのを見つけて知らせてくれました。
今まで白馬大池にテント泊をしたのは7月が多かったので、全く知らなかったのですが、お盆の白馬大池は卵から孵化したクロサンショウウオがたくさん見れました。
白馬大池山荘のテントサイトは、ロケーションが素晴らしく展望が開けているのと、すぐ隣がお花畑なのです。
大人はお花畑でチングルマやハクサンコザクラなどの花の写真を撮ったり、夕方までのんびり過ごしました。
この日の夕飯は、ウィンナーラーメン。
しょうゆラーメンは息子のリクエスト。
具材のウィンナーや長ネギは入山して早く使わないといけないので、初日の夕食にしました。
ということで、無事に白馬大池山荘までは到着でき、明日も予定通り行動できそう。
大人も明日に備えて、早めに就寝しました。
