最高の富士山日和
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29日はLISのツアーが中止になったので、一日お休みでした。 亜矢とデートをしようということになっていたのだけど、急遽マサからガイドのお手伝いを頼まれたのでした。 ということで27日に冒険キャンプ終了後も、山中湖のマサの家に滞在していました。 28日は一日のんびりしつつ、冒険キャンプの後片付けなどをして、ちーちゃん、ひかりちゃんと鬼ごっこをしたり、お絵書きをしたり、かるたをしたりして過ごしました。 夜は翌日のガイドの準備。 今回は某ローカルTV局の富士山での撮影をマサがガイドすることになったのでした。 僕の役割はガイドのサポートと、荷揚げ、撮影のバックアップ。 おそらく30kgくらいの荷物を背負って、ベースキャンプまでの荷揚げを担当しました。 しかししかし、この日は素晴らしく快晴! 前日の新雪をまとった富士山はとても美しい光景に満ちていて、絶好の撮影日和。 これだけの機会に出会えるのは、本当にラッキーなことで僕自身とても興奮しました。 いつにも増して美しい富士山頂。 特に宝永火口から見上げる山頂は、言葉では表現できないほど素晴らしい光景でした。 流れる雲、雪面に刻まれた風紋、どこを見ても富士山が輝いていました。 富士山が受け入れてくれている。 宝永火口で休憩しながら、今回の番組が素晴らしいものになるだろうなと感じました。 (放送が分かったら、またお知らせします) 30kgの荷物を背負いながら、3kgほどのカメラの三脚を肩に担いで歩いたり、片手にピッケル、片手に三脚を持って斜面をトラバースしたりと、結構しんどい部分もありましたが、最後まで充実した一日でした。 テントに必要な荷物を入れ、荷揚げの役目を終えた僕は、1人だけ日帰りで下山することに。 その時、一瞬だけブロッケン現象が現れました。 自然の中にいて、「祝福されている」と実感できる瞬間ですね。 今年も良いかたちで富士山での時間が過ごせそうな気がします。