憤り！

　民主党の小沢代表が辞意を表明してから、この問題が連日トップニュースとして扱われている。 　そのタイミングで、こんなニュースが昨夜流れてきた。 　「薬害肝炎問題　原告から新たに１１人特定」（産経新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000947-san-soci 　僕自身、この薬害問題に詳しいわけではないけど、ニュースを見て憤りを感じた。 　Ｃ型肝炎に感染した疑いの強い４１８人のリストが存在したにも関わらず、国と製薬会社が放置してきた。 　20年もの間！ 　そのことにもびっくりだけど、さらに、そのリストに基づいて、厚生労働省と製薬会社が新たに薬害肝炎訴訟の原告１１人に対して、薬害の原因となった血液製剤の投与事実を認め、5日に連絡をしてきたのだそうだ。 　既に判明している１人と合わせると12名の原告がリストに該当していたそうだ。 　しかもそのうちの2名は、リストに該当しているにも関わらず、裁判で国と製薬会社によって血液製剤の投与事実を否認されていたとのこと！ 　意図的に情報を隠していたと言われても言い逃れできないでしょう。これじゃ。 　さらに、197人分の氏名と170人分の略名またはイニシャルを製薬会社が把握していると報道されたのが、10/22。 　「１９７人の氏名把握　薬害肝炎問題で田辺三菱製薬 　」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000944-san-soci 　小沢さんの辞意表明が11月4日。 　政界のビックニュースが、連日トップで報道されているこの時点で、10/22から二週間も経ったこのタイミングで、原告側に連絡してくるなんて、国だか製薬会社だか分からないけど、あまりにもタイミングが良すぎませんか？ 　ニュースとして報道されるタイミングまで計算していたんだろうと僕は思います。 　時事ネタはあまり書かないつもりなんですが、今回はこのことが他のニュースに埋もれているので、あえて書いてみました。