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 今週月曜日(1/11)は丹沢の寄にて、日本山岳ガイド協会主催のレスキュー技術講習会があり、参加してきました。  普段から良く使い慣れている技術ではないので、講習を受けるたびに学ぶことが多く、定期的に講習を受けたり、トレーニングをしたりと、反復して技術を高めていくことがとても重要なのだと思います。  具体的にどんな内容なのかというと、ロープの基本的な使い方の確認、そして、急斜面を滑落した人を救助するためのロープを使った「引き上げ」、また登山ザックを活用した傷病者の「搬送法」です。  基本的には、このような技術を活動する機会は無い方がいいわけです。  事故や怪我を未然に防ぐことが、ガイドにとっての一番の役割です。  ただ、自然落石など、どうしても避けることが出来ない事故もありますし、事故を100%防ぐことは不可能ですので、事故や怪我が起こった後に、どこまで迅速かつ丁寧に救助活動が出来るかどうかという点も重要です。  ガイドにとっては、「事故防止」と「レスキュー」はどちらも欠かせない技術。  講習会で学んだことを、今後は仲間や後輩に伝えていくことで、自分自身の技術を高めていければと思います。  2月は立山で雪崩対策の講習会です。
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