保育園の子どもたちと裏山散歩(後ろ姿が可愛くて、かっこいい)
今年も今日一日でおしまい。
振り返って、今年一年色々な方々と一緒に山を歩くことが出来ました。
本当にありがとうございます。
私自身がガイドをするうえで一番大切にしていることは、「自分も楽しむ」ことです。
「楽しい!」と思ってガイドをしていない人と歩いても全然面白くない。
私自身の経験や先輩との活動から学びとってきたことです。
安全確保や登山技術の指導など、登山ガイドの役割はたくさんありますが、
その中でも、「楽しみ方を伝える」ことは、ともすると忘れ去られてしまうことがあります。
楽しかったり、喜びを感じられない、登山なんてつまらない。
だからこそ、言葉や理屈だけではなく、自分自身の存在を通して「楽しさ」を伝えられたらと思っています。
しかし、自分自身、そんな風に役割として楽しもうと意識している部分もありますが、それ以上に本当に楽しいのです。
皆さんと一緒に山を歩くことが!
そして、一緒に歩いていてそれぞれ1人1人の存在が好きになっていくのです。
自分自身が楽しいと思うことに、積極的に体を動かしている皆さんの姿が私は大好きです。
ガイド中に、時折、自分より前を皆さんに歩いてもらうことがあります。
自分が先頭を歩いていると、皆さんの楽しんでる姿が見えないからです。
先頭を歩きながら、終始後ろを振り返ってニタニタしているガイドって気持ち悪いじゃないですか(*^_^*)
だから、状況を見ながらたまに、先を譲って後ろを歩くんです。
今年何人の後ろ姿に惚れ惚れとしたことでしょう。
自然の中で、喜びに弾けている皆さんの後ろ姿って、とってもカッコいいんですよ。
美しいんですよ。
それが、体を使うハードな仕事でありながら、私が活動を続ける原動力になってくれています。
今年一年、私と一緒に山を歩いて下さった皆さん、本当にありがとうございます。
来年もまた、楽しみ、喜びを共有していきたいです。
よいお年をお迎え下さい(^.^)/