先日、30円引きに釣られてついつい手が伸びたお菓子(^.^)
一緒に登山を楽しみ、仲間とおやつタイム。
登山の楽しみの一つですね。
私も、ブログのタイトルに「和菓子」と入れているくらいですから、甘いものが大好きです。
登山中の「行動食」というと・・・
おにぎりやパンといった主食系のもの
せんべい、柿ピー、ナッツなどの塩分系のもの
チョコレートや飴、クッキー、ドライフルーツなど糖分系のもの
と、ざっくりと3分類してみましたが、皆さんはどういった行動食を持ってきていますか?
「持ってきた行動食を見れば、その人が分かる」というくらい、個性が表れますよね(^.^)
さて、登山は長時間運動をするので、消費カロリーが大きく、その分しっかりエネルギーを補給する必要があります。
そのため、「行動食=カロリーが高いもの」というイメージがなんとなく登山者の中で定着しているような気がしますが、皆さんはどうでしょうか?
今回は、その行動食についてのお話をしたいと思います。
実は最近あまり和菓子を・・・
糖分系の行動食、甘いお菓子について。
ケーキの様な生のものは行動食にならないですが、ワッフルやドーナツ、クッキー、チョコなど洋菓子系、色々ありますね。
個人的には洋菓子も和菓子も好きですが、登山中は大福や羊羹、饅頭、かりんとう、甘納豆などの和菓子を食べる機会が多かったです。
あ、こうして書いているだけでも食べたくなってきました(^_^;)
「多かった」と書いたのは最近あまり食べなくなってきているのです。
それには理由がありました。
登山ガイドは体調が命
登山ガイドは体調管理も仕事のうちです。
膝が痛いから、風邪を引いたからとか、そんな理由でツアーを中止には出来ません。
なので、身体的なトラブルが起こらないようにと、ガイドになってからはストレッチをするのが習慣化しました。
さらに、体調を整えていく上で注目し始めたのが、「食べ物」でした。
夏の忙しい時期は1ヶ月のうち20日以上山にいるため、どうしても栄養バランスに偏りがあることは自覚していました。
なので、下山したらサラダや果物を多く摂るようにしたり、なんとなく気を使ってはいましたが、あまり効果的ではなかったようです。
毎年、秋から冬にかけて体調を崩しやすい状態が続きました。
どうやら栄養バランスの問題だけではないみたい・・・
次に、もともと胃腸が弱い体質で、体調が悪い時は大半が便秘気味になることに注目しました。
そこで、登山中に食べすぎて胃腸に負担をかけないように心がけてみたのです。
もともと、「燃費」が悪く、休憩の度に何かを食べるのが習慣化している状態だったので、量よりも質、出来る限り「腹持ち」が良いものを、しっかり噛んで食べるようになりました。
主食系はなるべく、パンではなくおにぎりにする。
パンもあんパンやクリームパンなど菓子パンではなく、焼きそばパンなどのお惣菜系のパンを選ぶ。
そうしているうちに、山で食べる食料が少し減りました。
登山では大きなエネルギーを消費するので一杯食べることがいいことだと思っていましたが、どうやらやはり「食べ過ぎ」ていたようです。
そして、私の「燃費」が良くなった理由がもう一つあります。
これがもしかしたら、行動食選びで一番重要なことなのではないかと思っています。
砂糖が入ったお菓子を減らす
そうです。
さんざん好きだった和菓子を控えるようにしたのです。
それでも疲れた時は甘い物が食べたいですから、りんごやミカンなどの果物や、干し芋、甘栗など、砂糖が添加されていないものを選ぶようにしました。
2年くらいかけて徐々に移行してきたのですが、私自身の体も徐々に変化してきたようです。
登山中に体が甘いものを要求しなくなってきました。
さて、私の体に何が起こったのか、皆さんはおわかりですか?