ネスレがWEBで公開している動画「キットカットはじめてチャレンジ」にて富士山ガイドを担当させて頂きました。
撮影は8月でしたが、小学生の二人が挑戦した2日間は、あいにくの天気。
思うように登山が出来なかったのが残念でした。
山頂に立つだけが登山じゃない
でも２人にとっては山頂に登ることよりも、お父さんと会うこと、お父さんがいつも見ている景色を眺める、一緒の時間を過ごすことが、何にも変えがたい体験だったんだろうなぁと思っています。
２人にはまだまだ今後いつでも登頂するチャンスがあると思いますが、その最初のチャレンジに立ち合うことが出来て、個人的にもこの夏の大きな思い出の一つになりました。
登山って山頂を踏むことが全てではなくて、山に会いたい人がいるってことも大きな目的になるんですよね。
小学生の子どもたちを富士山に案内すると、毎回難しさを感じます。
山小屋が見えているのに中々辿りつけないもどかしさ、小さい子ほど天候の変化や寒さの影響が受け、いつもより薄い空気に苦しみますし、体調が急に悪くなることもあります。
だからこそ、結果ばかりにとらわれずにもっと大きな視点に立つことを忘れない。
子どもなりに頑張っていて、そして、その心が色々なことを感じ取っているんです。
それらを温かい目で見守ってあげられる大人でありたいと思っています。
ご覧になってみてのご感想、是非お寄せ下さい。
登山1日目、ほんの少しだけ晴れ間が見えた瞬間でした
