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2月3日(土)富士山・双子山のスノートレッキングを開催しました。

今回のご参加はそれぞれ個人の参加でしたが、女性4名でのスノートレッキングでした。

1月中旬まで富士山は雪不足、1月末と、2月2日に2週連続で積雪があって、無事に開催出来てよかったです。

しかも、今回は前日に雪が降ったばかりということで、さらさらの新雪を楽しめました。

歩き始めは曇り。森の中はしっかりトレースがありました

 

御殿場口5合目手前の森林限界を抜けるころ、青空が見えてきました!

 

大石茶屋付近で休憩、ここより上部は風の影響で少しずつ、トレースが不明瞭でした

 

双子山周辺は風の影響で、全く雪が積もっていない場所と吹き溜まっている場所で積雪が大幅に異なります。

特にこの日はサラサラ降りたての新雪だったので、吹き溜まりで踏み抜くと股下まできました。 (新雪最大80cm)

平均で新雪20cmといったところでしょうか。

西風で双子山の東側の谷筋に雪が溜まるので、山頂下の谷筋のラッセルが大変でした。

区間としては短いのですが、この場所のためだけでもかんじきを持ってきても良かったかなと思いました。

 

森林限界を超えると雪面の至るとろろに風紋が出来ていました

 


山頂直下から風が強くなり、向かい風に逆らって登りました

 

双子山鞍部から下双子山(下塚)の山頂へ(背後が上双子山と宝永山)

 

下山は風に背中を押されながら。

 

15時近くなると予報通り、富士山頂を覆っていた笠雲がとれて、山頂が姿を現しました。

 

双子山の上空にできた幻日

 

薄雲がかかっていたので、長い時間、日暈と幻日が現れていました。

 

夕方の斜光が入り込むと、富士山の山肌に刻まれた風雪の模様が一段とはっきり見えました。

 

さすが2月の富士山、強風あり、ラッセルありで、このような雪山が初体験の方にはかなり刺激的な体験になったかもしれません(^_^;)

それでも、新雪と風が織りなす芸術的な風景は、このタイミングでしか見れないもの。

青空と雪の富士山の展望を楽しむことも出来て、充実したスノートレッキングが出来た一日でした。

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