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歩行ペースと呼吸法については、まずはこちらの動画をご確認ください。

21:27から29:18までの8分ほどで、歩行ペースと呼吸法を解説しています。

鼻から吸って口から吐く

登山の呼吸法は「鼻から吸い、口から吐く」が基本です。
鼻の中で温度湿度が調整されてから肺に入ることで、酸素が取り込まれやすい状態になるからです。

また、鼻を閉じることはできませんが、口は閉じることが出来ますので、鼻から吸った時に口を閉じていることで肺の圧力を高めることが出来ます。
口から吸ってしまうと、上記の調整機能が働かず、肺の圧力が高まらないので、効率の悪い呼吸法になってしまいます。

また吐く時も、口をすぼめて吐くことで肺の圧力を高めることが出来るので、鼻から吐くよりも効果的な呼吸が出来ます。

たまに、「はぁはぁ」と荒れた口呼吸になっている登山者を見かけますが、このような呼吸法ではどんなに頑張っても限界があるということです。

鼻呼吸が上手くできない場合(1) 耳鼻科に相談する

動画でもお伝えしましたが、私もそうなのですが、鼻が詰まりやすい方、鼻炎もちの方は、鼻呼吸がしにくい状態ですので、耳鼻科で治療をしてもらうことが最優先です。
鼻呼吸が上手くできていないと山小屋就寝時のイビキの原因になる可能性があり、また高所では睡眠時無呼吸症候群になると高度障害や体調不良の原因になりかねません。

鼻づまりがしやすい方の場合は、慢性副鼻腔炎(ちくのう症)の可能性があります。
また、
扁桃肥大やアデノイド肥大といった症状があるかもしれません。
(一般的には扁桃肥大やアデノイド肥大は6-7歳がピークで自然に縮小する方が多いそうです)

いずれにしても耳鼻科の専門医に見て頂き、鼻呼吸がしやすい状態を作り出すことが重要です。
これは登山に限らず、有酸素運動を伴うスポーツを行う方全員に言えることです。

 

鼻呼吸が上手くできない場合(2) 矯正歯科に相談する

鼻呼吸が上手くできないのは、第一に鼻から空気が通りにくい状態になっていることが原因です。
ただ、口が閉じにくい(開いてしまいがち)である場合は、耳鼻科の次に矯正歯科や歯科に相談するという方法があります。

口周りの筋肉をきたえる器具や睡眠時に口が開かないように装具を付けて寝る練習など、様々な対処法があります。
「口呼吸」などで検索を行い、地元の歯科医師に相談してみることをオススメします。

 

私も息子も口呼吸癖がありました

私も元々口呼吸癖が少しありました。
鼻呼吸が出来ずに、睡眠時に口呼吸で寝ていて喉を痛めるということが30代前半くらいまでは多かったです。
花粉症以外でも鼻炎症状があればすぐに耳鼻科で治療するようになって、鼻がつまることがなくなり、今では口呼吸になることは全くなくなりました。
鼻炎を放置しない、慢性化させないというのは大事なことのように思います。

息子も口呼吸で口を開けて寝ていたり、イビキが酷かったので、鼻風邪を引いたらすぐに耳鼻科で治療をするようになりました。
また、歯並びが悪く顎が小さかったので歯列矯正をするようになり、顎が大きくなったことと鼻呼吸が出来るようになり、自然とイビキは解消されました。
今でも睡眠時は口にテープを貼って、口を開かないようにして寝ていますが、最近ではしっかり鼻呼吸で眠れています。
口呼吸癖は出来れば子ども時代のうちに治せるのが理想だと思います。

鼻呼吸と比べると口呼吸の方が、感染症がうつりやすいとも聞いています。

大人になってからは口呼吸は治せないということではないので、特に登山を趣味にされている方は上記を試してみて頂ければと思います。

また、他にも対策法をご存じの方は是非教えて頂けると有難いです。

 

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