映画「アース」見てきました。
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映画「アース」を見てきました。 自分自身興味がありましたが、何より彼女がみたいということで、早速今日見てきたのです。 映画のネタをばらさないように、映像の内容に関しては触れない様にしました。 それでも、これからこの映画を見ようと思ってる方は、以下、僕の感想を書き留めたので注意してお読み下さい。 ということで。 いやー、素晴らしい映画でした。 美しい映像に引き込まれ、いったいどうやって撮影したんだろうと驚くばかりでした。 なかなか見る事が出来ない貴重な映像の数々。 そして、思わず笑ってしまう動物の愉快な姿があふれてました。 子どもから大人までが楽しめる内容でした。 「主演、地球」。 というキャッチフレーズで宣伝されているけれど、僕はこの映画を見てみて思ったんです。 これは、一時間半で地球を旅するエコツアーだなぁと。 実際に旅をするわけではなく、映像を通した疑似体験ではあるのですが、楽しく、興味深い映像を見ることを通して、多くの人々が地球の自然の素晴らしさに触れることが出来ます。 そして、僕自身は、その素晴らしさを感じるのと同じくらい、改めて、地球温暖化などの自然環境の変化を「止めたい!」と改めて考えさせられました。 「不都合な真実」のように、地球温暖化についての難しい話しはほとんど出てきません。 ただただ、魅力的な映像と音楽が私達を楽しませてくれます。 そして、最後に登場した動物達が置かれている現実をサラッと紹介しているだけ。 でも、これほどエンターテイメント性を持ちながら、見た人達の心に訴えてくる映画はなかなかないと思います。 とにかく、素晴らしい映画だと思います。 製作した人々の思いがしっかり伝わってくるし、その努力を心から讃えたい気持ちになりました。 動物が狩りをしているシーンがありました。 でも、「弱肉強食がなんとか」っていう余計なナレーションなどがなく、たんたんと事実を映し出していたあたりも、とても良かったと思います。 色々な動物達がこの映画には登場します。 その動物達に関する情報を、ナレーションで付け足すことはいくらでも出来るんだと思います。 しかし、あえて余計なナレーションを少なくして、迫力ある映像と、動物達の息遣いまで聞こえてくる音声を活かしていて、作り手のこだわりを感じました。 エコツアーガイドやインタープリターは、余計な事はしゃべらない方が良い。 解説的になり過ぎない方が良い。 ガイドが口で伝えることよりも、参加者自身に気づいてもらうことの方が大切。 自分自身が学んできたことの「お手本」をこの映画の中で見せて貰ったような気がしています。 ちなみに、この映画は全国で子どもが500円で見れます。 ※小人料金 (子供料金) の対象者、保護者同伴にてご鑑賞される場合に限り。一部対象外の劇場もあるようです。劇場に確認してみてください。 是非、親子で見て貰いたい映画です。 「不都合な真実」は近年見た映画で一番「影響を受けた」映画でした。 今回の「アース」は近年見た映画の中で一番「面白い」映画でした。 今週はこの「アース」が全国の興行成績一位だったようです。 少しでも長く上映されて、多くの人に見てもらいたいなぁ。