5月17日(土)足柄の矢倉岳で、「山の歩き方講習会1.5Aクラス」を開催しました。
大雄山線大雄山駅で待ち合わせ、バスで矢倉沢へ向かいます。
絶好の山日和とあって、バスは混雑していました。
矢倉沢の公民館の前でストレッチのレクチャーを行った後、登山開始!
こんな感じで、自然林の新緑が綺麗で、鮮やかなトンネルを抜けとても気持ちのよい一日でした。
登りながら、途中休憩ごとに歩き方講習をレクチャーしながら進みました。
そして、矢倉岳山頂!
すっきり晴れて素晴らしい展望、湘南海岸とその向こうの三浦半島まではっきり見えました。
そして、お楽しみの昼食休憩。
その後、4スタンス(重心のクセ)のチェックを山頂の芝生の上で行い、一時間弱の山頂滞在でした。
天気も良かったですが、富士山は雲をまとっていて、山頂部分は姿を見ることが出来ませんでした。
それでも、絶好の青空をバックに、全員で記念撮影!
足柄峠を経由して、足柄古道経由で地蔵堂へ下山してきました。
写真は足柄峠付近で見かけた、朴の木の花です。
山の歩き方講習会は、写真のような配布資料をお配りしています。
講習の内容を復習して頂けるように、お配りしているので講習会に参加した方だけにお渡ししているものです。
分かりにくい部分をより詳しくしたり、より広範囲の情報を掲載したり、講習会ごとに少しずつバージョンアップしています。
3年前に登山WEB教室で、「山の歩き方」動画を撮影した時よりも、さらに進化した山の歩き方講習を行っています。
「山の歩き方」講習、興味のある方は、定期的に開催していますので是非、ご参加ください。
来月は6月14日(土)の開催です。
土曜日はありがとうございました。
今回初めて、LISの山歩き講習会に参加させていただきました。
体力のあるうちに富士山に一度登りたいと思って、野中さんにネットで相談したのがきっかけで今回の参加になりました。
今回は写真にもありますように晴天に恵まれ、すばらしい景色を堪能できました。
また、一緒に登ったメンバーの方も気さくな方が多く、特に女性陣は歩きながら話が途切れることがなく楽しそうでした。
道中は初心者向けに、途中で講義を入れながらゆっくりと登ったので、6時間以上歩いた割りには、意外と疲れが残りませんでした。
講習にもありましたが、休まずに歩き続けられるゆっくりとした自分のペースを掴むことが大事なようです。
今回の講習会で一番の収穫は野中ガイドさんの後ろを歩いていたときに、野中さんの歩き方を観察していると、左右の足が一本の線の上を歩いていることでした。
まねをして歩いてみると、左右の足の筋肉全体を使っているような感じで、疲れにくいことを発見しました。
これを勝手に「平均台歩行」と名付けて、これからもこの歩き方に磨きをかけたいと思っています。
今回せっかく、山登りを始めたので富士山目指すだけでなく、日帰り程度の登山を長く楽しみたいと思っています。
また、機会がありましたらぜひ講習会に参加したいと持っていますので、宜しくお願いします。
ありがとうございました。
樋口さん、コメントありがとうございます。
「平均台歩行」についてですが、重心を足の外側にかける癖のある方が得意とする歩き方です。
4スタンス理論では「2」型の方ですね。
なおかつ、体幹部(特に腰回り)が柔軟に動かせる必要があります。
腰をしっかり動かすことで、足を動かしていくことになるので、足の筋肉だけに負担がかからない歩き方です。
足だけを動かすのではなく、腰から下の下半身全体を使って歩くことに、少しずつ慣れていって頂ければと思います。
また何かありましたら、是非ご相談ください!