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 大学時代の親友のU竹氏が栃木の実家で仕事をしていて、それのお手伝いをしてきました。  農業関連の小さな商店なんだけど、ちょうどこの時期は、肥料の配達で大忙し。  小さな町の中をあっちこっちへと、トラックを運転して肥料を届けました。  肥料の袋はたいがいが一袋20kg。  たまに、30kgのお米の袋も運びました。  このぐらいの重さのものを普段から扱うことがないので、とても大変でした。  縦走登山をするときは、同じ位の荷物を背負うので慣れているはずなのですが、背中に背負って歩くのと持ち運ぶのでは全然違いますね。  1.5トンのトラックいっぱいに積んだ肥料。  これを積み込んだり、積み下ろしたり。    ヘルニアが職業病だと聞きました。  ヘルニアになってしまっては、ガイド出来なくなるので、とっても慎重に作業をしてました。  今回、この仕事をして感じたのは、お届け先はほとんどが高齢者世帯。  北関東のはずれの小さな町だからということもあるのかもしれませんが、農業人口の高齢化の現実を目の当たりにしたのでした。  それにしても、腰の曲がったおばあちゃんがそれでも家の畑で作物を作っている姿には、驚きました。  そして、増える耕作放棄地。  日本の食糧自給率を上げようなんてことが昨今言われていますが、並大抵のことではないなと感じました。  そして、何より聞いて驚いたのが、ほとんどの化成肥料は海外から輸入されているということ。  どんなに地産地消を徹底しても、肥料はアフリカや中国から輸入している状況。  フードマイレージはあくまでも作物の原産地と消費地の距離を計算したもの。  生産にあたって、あれだけの海外産の肥料が使われている事実を知ってしまった以上、フードマイレージという「物差し」に、どうしても疑問しか浮ばなくなってしまいました。  机上の論理ではなく、これからの日本が直面する現実に沿った農業政策が必要だということを実感したのでありました。  今回知ったことはまた別の機会でも取り上げたいなと思ってます。
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