昨日書いた焚き火キャンプについての続きです。
今回のキャンプは私達夫婦にとっても、短いながら充実した時間を過ごすことが出来ました。
夏から秋にかけては、私が家を留守にする週末が続きました。
その間、妻と息子は二人で過ごしています。
車がないので遠出も難しく、私が日々体験している自然の世界を息子も妻も話しを聞くだけで我慢する生活を強いられています。
定休日がハッキリしない自営業ですから、私が意識的に時間を作って計画を立てないと、家族で自然体験が出来ません。
その点は、私が登山ガイドであっても、他の職業のお父さん達とあまり立場は変わりません。
父親が仕事に忙しく余裕がなければ、子どもにも妻にも、そのシワ寄せが行ってしまうのです。
息子は屋外保育に積極的な保育園にいて近所の海山で遊んでいるので、日常で自然体験が一番出来ていないのが妻です。
私の場合は普段から子どもと一緒に家族で自然体験をすることの大切さを発信してます。
だから、口先だけで行動が伴わず、家族と自然体験が出来ないでいるのは達が悪いわけです。
泊まりの外出は夏のキャンプ以来、日帰りで近場の山を歩く機会も少なかったのでした。
久しぶりの焚き火キャンプだったことで、キャンプの最中もその前後でも、色々と感じ、考える機会があったのでした。
機会が少なくなっていた原因は、表面的には仕事が年々多忙になってきている為です。
しかし、本質的には別なのだと自覚できたことは大きな収穫でした。
私の潜在意識の中で、家族の時間を後回しにしてしまう要素があるようなのです。
言い訳に逃げて、甘え続けてしまってごめん!
そこを認めつつ、これからの家族の時間について考えたいと思いました。
自然体験の時間を持つことは、もちろん大事なんです。
でも、最優先にすべきは家族で過ごす時間を持つこと、どんどん増やすこと。
家族の時間にゆとりがあるからこそ、遠くの自然にでかけていくことも出来るのだと思います。
独立してガイド業をすると決めた時点で、困難な道を選んだのは私自身です。
お陰様でどうにか家族を養えるまでたどり着きました。
しかし、経済的な安定も大切ですが、一番は平和な家族の時間を持つことですよね。
もう気づいてしまったので、さぁ「忙しさ」を言い訳に出来なくなりました。
無意識で家族の時間を後回しにしてしまっているのは何故か?
自分の潜在意識に向き合うことで、今まで以上に家族の時間を作っていける気がしています。
時おり激しい夫婦ゲンカになったりもしますが(^_^;)
それでも、気づきを与える愛ある助言を発し続けてくれている妻に感謝です。
自然と共に、家族と共に、成長していく。
パパ3年生、奮闘の日々は続きます。