六ヶ所村ラプソディー
横浜の仲間が映画の上映会を開催します。 来年1月14日(月)祝日・成人の日です。 ●「六ヶ所村ラプソディー」とは? 2004年、青森県六ヶ所村に原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成しました。 そんな中、再処理計画を止めたいとくらしに根ざした運動を実践している人々、再処理計画を受け入れ、経済的にも雇用の面でも必要だという考える人々、双方の姿に迫ったドキュメンタリー映画です。 ●核燃料の再処理って? 原子力発電で燃料として使われるウラン。 その使用済み核燃料(高レベル放射性廃棄物)から、再び燃料として活用できるウラン、プルトニウムを取り出すのが「再処理」というものです。 地層処分(地下深くに埋める)などの、最終処分の方法も決まらないまま、”核のゴミ”だけが増え続けているという現実があります。 そのため、使用済み核燃料を可能な限り有効活用していくために、再処理計画が進められています。 ●何が問題なの? 私たちは日頃、原子力発電の恩恵を受けて暮らしています。 こうしてブログを書いている今も、このブログを読んでいるあなたも、電力を使っていますよね? そんな私達の電力需要の1/3を担っているのが原子力発電なのです。 しかも、原子力発電は二酸化炭素の排出が少ないということから、地球温暖化対策として今後ますます需要が高まることが予想されています。 しかし、その原子力発電で出るゴミの処分方法は決まっていませんし、再処理にも莫大な費用がかかります。 また、原発一機が一年間に出す放射性物質を、再処理工場では一日で出すと言われています。 私達が問題を「先送り」することで、子ども達の未来を奪うことになるかもしれない。 外国の事例も踏まえつつ、今を生きる私たちの世代が、責任のある判断をしていく必要があるのではないかと思います。 実は、僕もまだ観たことが無いので、今回観に行くことにしました。 是非皆さんにも見てもらいたいと思ってブログに書いてみました。 「少しでも多くの人に見てもらいたい」 と、横浜在住の主婦の皆さんのグループが企画準備した上映会です。 この横浜上映会では、「育児支援席」を設け、完全予約制で生後6ヶ月までの赤ちゃんとそのママ限定の授乳が可能な(★)母子ペア席があります。 また、2歳?小3のお子様を対象にして(先着20人程度)、お子様1人600円での「保育サービス」を実施しています。 お子様連れのお母さんが安心して映画が見れるような配慮が行き届いています。 日本全国でこの映画の上映会は開かれていますが、このような配慮が行き届いている嬉しいですよね。 チケットはチケットぴあでも販売されていますが、育児支援席と保育に関しては横浜上映会のサイトにある連絡先に直接申し込んでください。 【上映スケジュール】<上映時間119分> ?午前の部9:30開場/10:00開演(?12:00) ?午後の部13:30開場/14:00開演(?16:00) 12:10?13:10 原子力資料情報室 澤井正子さん講演会 講演会参加無料、ただし午前の部上映入場者優先 【会場】 男女共同参画センター横浜(フォーラム) 1Fホール (JR・横浜市営地下鉄「戸塚駅」西口より徒歩7分) 『六ヶ所村ラプソディー』公式サイト http://www.rokkasho-rhapsody.com/index2 『横浜上映会(1/14)のサイト』 http://milky.geocities.jp/yokohamarokkasho/