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 11日は午前中に近くの無線ショップに。  登山での緊急連絡用に無線の必要性を感じていたので、説明を聞く。  アマチュア無線の資格をとって、携帯用の無線機を買おうと思う。  午後から、ラブリーを留守番させて都内へ。  まずは原宿のNew Balanceのお店へ。  仕事の時に履く靴を探す。  僕の足は幅も狭くて、甲が低いので、なかなか合う靴が少ないのだ。  いくつか試し履きをして、合うものを選んだ。    その後、歩いて渋谷に向かい、エコツーリズムに関する勉強会&フォーラムに参加。  自分が実現しようとしている事業と関係することなので、意識を高めようと積極的に参加してみた。  内容はとても勉強になったし、色々な人が参加していて良い刺激になった。  何より、この日収穫だったのは、行きの小田急線の車内でのこと。  エコツーリズム育成講座の資料としてもらった、「エコツーリズム」という本を読んでいた。  色々な事例を読んでいて、ふと自分がやりたいと思う「大山詣」について考えてみた。  スタートを赤坂にして、R246沿いを表参道を通って、渋谷を通って、ちょうど今日出掛ける、原宿や渋谷の近くを通ることになるのだな、徒歩だと大山まで二泊三日くらいかなぁと想像してみる。  今まで考えていたことを頭の中で、つなぎ合わせて、頭の中でイメージを作ってみたのだ。    すると、突然、頭の中で、青山や表参道の人通りの中を大きなバックパックを背負って、大山へと歩いている集団が思い浮かんだのだ。  実際に実現したら、こうなるんだろうなぁという「絵」が頭の中でハッキリ浮かび上がった瞬間だった。  少し興奮して、胸がドキドキしてきた。  ツアーを案内している自分が想像できるし、どんな雰囲気で、どんな思いで歩けばいいのかも、いくつかの感覚が一瞬で、イメージと共に湧いてきて、掴めてしまったのだ。    だから、原宿に着いてからは、原宿駅から神宮前の交差点を歩く道すがら、立派なケヤキの並木道を見上げつつ、さらにイメージは膨らんでいった。  都会に住む僕らが、大切にしたい感覚。  僕が創りたいエコツアーは、丹沢という場に入ることも重要だけど、「渋谷」という日本の都市文化の中枢から出発するということに、もっと大きな意味があるんだということに気付いた。    帰宅してから、旧大山街道に関するWEBページを読み漁り、表参道の並木道に関する情報も仕入れた。  
約一キロの並木道は、1921年に明治神宮の参道として整備された。当初、通りの両側に植えられたケヤキは201本。そのほとんどが1945年5月25日の「山の手空襲」で炎上した。焼け残ったケヤキはわずかに13本しかなく、2本は老木化が進み数年前に伐採された。その他は、戦後再び植栽された並木道。
 なるほど、立派な並木道なのだが、大きな木と細い木が混ざっていたことがこれで納得。  最近、山以外でも立派な街路樹を見かけると、色々なことを感じるようになってきた。   この明治神宮への並木道も、わずか数十年の歴史とはいえ、貴重な自然であり、歴史の語り部なのですねー。  自然も、歴史も、地域文化も、肌で体験できるエコツアー。  そして、二泊三日自分の足を通して、大山を目指す。  自分自身に触れ、仲間に触れる、ゆったりとした旅。  現代ではなかなか味わえない、とっても贅沢な旅だと思う。  イメージが湧いて、事業化へ向けていよいよスイッチが入ってきたかな。  とにかく、早く自分で歩いてみたいと思っています。 ケヤキ並木(神宮前交差点より)  ・・・天気が悪くて暗いので、今後もっと綺麗に写したいです。
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