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 あなたにとって、大切にしたい自然はありますか?  あるとすれば、それはどんなところでしょうか?  それは森でしょうか?  川でしょうか?  それとも海でしょうか?  どんな人と過ごして、どんな思い出があるのでしょうか?  こんな問いかけに、すぐに具体的な思い出と、自然の風景が思い浮かんだ方は、とても豊かで大切な時間をその自然の中で過ごされたんだと思います。  では、もしその自然が失われてしまったとしたら?    架空の話しではありません、地球温暖化など環境の変化がこのまま続けば、あなたの大切にしたい自然がそのまま保たれることはむしろ難しいと言えます。  あなたが生きている間に、失われてしまうこともあるかもしれません。  想像してみて下さい。  あなたの大切にしたい自然が、この星から姿を消してしまう日のことを。      突然、いつもとは違うスタイルで書き始めてみました。  昨日、遅ればせながら、映画「不都合な真実」を見て来ました。  そして、見て感じて、考えたことをブログに書こうと思って、今回はこんな形にしてみました。  実は、今回、映画を見ながら、急にラブリーと会津のブナの森を訪れた時のことが頭に浮んできました。  僕にとって大切な人と(人じゃなくて犬ですね)過ごした大切な時間、大切な自然。  その一つが、昨年、ラブリーと共に歩いた会津のブナの森です。  それが、地球温暖化で雪が少なくなり、あの美しい残雪に映える新緑のブナ林が見られなくなるとしたら。  あくまでも、「if」の話しではあります。  でも、この映画を見ていて、決して架空のことではない。  もしかすると自分が生きているうちに起こりうることなのだと気付いたのです。  新緑に映えるブナの森の美しさ。  僕はあの時、ラブリーに向かって「すごいよ、ラブリー」と語りかけたのをはっきりと覚えています。     あの風景が地球上から失われるとしたら。  映画を見ながら、そんなイメージが僕の頭に浮びました。  想像するだけで、悲しくて、悔しくて、我慢が出来ず、何故だか、涙が止まりませんでした。  「そんなことは絶対にあってはならない」と感じました。  このタイミングでこの映画を見たのも、何かの「縁」かもしれません。  ちょうど今、地球温暖化をはじめ、環境への取り組みをアピールするプロジェクトに参加し始めたところでした。    今回この映画で、地球温暖化の原因など、知っているつもりで、始めて聞く情報も得ることが出来ました。  興味があるけど、まだ見てないという方は是非見てみて下さい。  特別、難しい内容ではありません。  少しでも多くの人が、少しでも早く知ってほしい情報だと思います。   そして、もう一つ、この映画で僕が気付いたことがあります。  それは、  「地球温暖化を防がなければならない」  のではなく、  「地球温暖化を防ぎたい」  と自分が感じ始めていること。  誰のためでもなく、自分自身が、失いたくないですから。
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